2025年7月、クラウドファンディング型不動産投資を運営していた一部企業が破産し、投資家資金の返還が困難となる事態が報じられました。
この件を受け、当社とお取引のあるオーナー様、または資産運用に関心をお持ちの皆さまに向けて、クラウドファンディング型不動産投資の仕組みとリスクについて、改めて注意喚起をさせていただきます。
【クラウドファンディング投資のリスクについて】※金融庁も注意喚起しています
クラウドファンディングを活用した不動産投資(以下「不動産クラファン」)は、少額から不動産に投資できる手軽さがある一方で、以下のようなリスクがあることを金融庁も公式に注意喚起しています。
▶ 運営会社が破産した場合、投資資金は戻らない可能性がある
多くの不動産クラファンは、「匿名組合契約」や「任意組合契約」などの形態で資金を募集しています。この場合、投資家の資金や利益は、運営会社の倒産時には法的に保全されず、他の債権者と同列で扱われる可能性があります。
▶ 元本保証は一切ありません
クラウドファンディング投資は、預貯金とは異なり、元本が保証されるものではありません。 投資対象不動産の価格変動や賃料収入の変動だけでなく、運営会社の経営状況にも左右されます。
▶ 情報の非対称性に注意
契約内容や投資スキームの詳細は、十分な知識と注意力を持って確認する必要があります。特に「倒産隔離スキーム」が導入されているかどうか(SPC型など)は、出資金保全の大きな分かれ目となります。
【ダイセイビルドの不動産投資商品との違い】
ダイセイビルドでは、
-
登記された実物不動産(区分所有マンション)をお客様名義で所有いただく方式
-
実際に賃借人が入居中の物件のみを厳選
-
表面利回りやローン活用、税制メリットまで含めてトータル提案
という形で、資産としての実体と法的保全性の高い不動産投資をご提案しております。
万一、当社が倒産するような事態があっても、お客様の所有権や不動産資産は法的に守られます。
これこそが、「実物不動産」の最大の安心材料です。
【ご注意とお願い】
現在クラウドファンディング型不動産投資をご検討中の方、またはすでに出資されている方におかれましては、
-
契約形態(匿名組合かSPCか)
-
倒産隔離の有無(SPC活用か否か)
-
元本保証の有無とリスク開示状況
-
運営会社の財務状況・実績・開示情報
などを、ご自身でも十分に確認・理解した上でのご判断をお願いいたします。
【参考リンク】
本件に関するご相談や、当社の不動産投資商品に関するご質問は、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。
株式会社ダイセイビルド
資産形成サポート窓口:06-6210-5515(平日10:00〜18:00)